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ホーム>出張写真撮影ブログ> 料理写真では「お箸」はアップで撮った方が良い理由




ほとんどの料理写真に「箸」は写らない

和食の撮影ではお客さんに提供するのと同じように「箸」が付いてきます。
でも箸が入った写真はあまり使わないです。
撮影してもまず使われません。

板前さんからひんしゅくを買う

飲食店がホームページになり始めた当時(2000年代前半)は結構大変でした。
格調の高いお店ほどです。
「料理」をインターネットに載せるだと?
撮り方を見て「作法が間違ってるじゃないか!?」
実際に店が提供するのと盛り方(デザイン)が違う!
写真にハシが付いてないのは変だ。それじゃ食事できない。
などです。すべて指摘の通りなのですが。

【理由】写真の目的はなんですか?

私なら次の三つを挙げます。

  • 料理の配膳例
  • 料理を美味しく見せたい
  • 注文用カタログメニュー

以上三つはぜんぶ違います。
「セッティング」も「撮り方」も違うのです。
以下に考え方だけ説明します。

  • 料理の配膳例とは「お店スタッフ向け」マニュアル
  • 料理を美味しく見せたいのは「お客さんに選んでもらうため」
  • 注文用カタログメニューは「消費者に内容表示するため」


料理が主役です

実際に料理を提供する時は箸がないと怒られますが、
写真は食べられないので、ハシが写ってなくても問題ないです。

問題は超アップの料理写真です

「ここでは箸がアップに写ります。」

中身が本物の真剣なお店ほど作業に一生懸命で盛り箸やワリバシを使ってしまいます。要注意です。

ハシが写りますが、ここでも画面から切れて写ります。

全体が把握できるように写すと、料理のテキスト本みたいな感じでしょうか。

3D1G5634.jpg
上記作例は「もつ鍋」のお店に出張しました。(店休日でした)
もちろん照明はカメラマンの持ち込みです。
店舗の照明だけでは写りません。

一番大事なセレクト

ここで初めて「綺麗な箸」の出番となります。
綺麗に見える未使用の箸を店内から探し出して開けてもらってます。


撮影:河本純一(フォトグラファー・CGデザイナー since1995)

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