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夜の店舗にてネットショップの楽器写真を出張撮影した広告写真の事例

ピアノの広告写真

このピアノの商品写真もスタジオ撮影ではありません。
こんな重いものをどうやって運び、こんな大きな物をどうやってパースが歪まずに撮ったのか?
当サイトのカメラマンはCM映像クリエイターの経験があります。
企画は面白いと思ったけれど、通常では不可能な撮影でした。実際に他の業者の反応もそうでした。
顧客担当者は「この予算で営業成績が上がれば全て良し」というスタンスでトライアル的に撮影を引き受けました。

顧客とカメラマンが協力した常識ではありえないネット販売撮影

福岡市にある販売店舗にて営業時間の終わり頃に出張撮影です。
とにかくチームワークでした、顧客担当者、輸送会社、カメラマンが最適化されて時間内に撮影します。
皆で働いてすぐリターンが見えるという文字通りのWin-Winというやつです。

広めの店内ですが、もちろん他の楽器も数多く展示されています。
テナント照明は全て消灯して、撮影用に持ち込んだライトでセッティングしています。
撮影後にピアノ画像をデジタル画像修正しています。
営業している店舗なので時間や場所の制約が多く修正点も増えます。
フィルム時代であればこんな撮影は誰も考えなかったでしょう。
フォト・スタジオで撮る場合は修正が最小限で助かりますが、
時間と予算をトータルで考えると、後から修正するデジタルの方法が勝ることもあります。
もしも同じフォトスタジオにピアノを持ち込んで撮るとしたら撮影料金の総額は何倍(一桁?)も高価になるでしょう。

ピアノの広告写真

ホームページで写真を見ただけで購入を決定

これが業界の営業の常識でもありえないことでした。
ほぼ接客せずにお客さんは来店時に購入意思を持っているのです。
かなり安価に撮影できたうえに地方都市なのにピアノが続けて10台以上もショップサイト写真で指名買いされる販売効果も認められました。
この撮影にはピアノ専門の輸送会社の協力が必要ですが、輸送会社もそんなに撮影にはリターンがあるのか?と興味津々でした。
リピート依頼を受けてかなりの台数を撮影しました。

私がこれをSNS的なCM写真だと言う理由

ここまで見て知識のある方はお気付きかも知れませんが、この事例でのメインの商品は再生ピアノなのです。
もちろん新品もありますが、メインは分解オーバーホールされた日本製の中古ピアノが商品です。
過去に発売された日本製ピアノは型式で200種類を超えるそうですが、写真の中古ピアノは現物1個だけですから一期一会の出会いなのです。実際の個体そのものの写真なのです。

そして販売サイトに新規入荷写真をアップしただけで「それが欲しい」という指名買い現象が起きました。
一台一台に個性があります。新規にピアノの写真をアップロードするたびに反応があります。
営業担当者は実際に売れてみて本当に写真で決めるの?ほとんど接客してないのに?と驚きを隠せません。

反応が出始めて軌道に乗ると、中古ピアノの仕入れと再生作業が間に合わなくなりました。
なにせ何もかも手作業の職人仕事なのです。外観を磨くだけじゃ売れません。
内部ハンマーアクション機構を部品交換したり再生したりもするのです。

そして、まったく予想外のオファーまで

ある日、ついにこの話を聞きつけた浜松の楽器メーカーからもお問い合わせを受けたのですが、
九州から出張するとさすがに旅費と機材の輸送費だけで予算がかかるので実現はしませんでした。
いまは国内の予算でもネックとなるのは往復出張旅費です。時期により便も宿も予約が取れない事態も多いのです。
投稿者:カメラマン・CGデザイナー since1995


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